WEBマガジン

最終更新日:2026年1月9日

Vol.47 展示室だより

展示室だより

常設展示室1 道具とくらしのうつりかわり

令和2年1月2日(木)~3月22日(日)

わたしたちが使う生活の道具は、時の経過とともに大きく変化してきました。

今から60~70年ぐらい前までは、ご飯炊きや洗濯などの仕事にたいへん時間がかかりました。しかし、羽釜やめしびつ、洗濯板、炭火アイロンなど、その当時使っていた道具を見ると、形や仕組みなどに昔の人々の知恵がこめられています。

人々の生活を大きく変えたのは、電気やガスの利用でした。香川県では電気が1895年(明治28)、ガスが1911年(明治44)に、高松市で使用が始まります。どちらも初めは明かりとして利用されましたが、やがて様々な製品が開発されていきます。多くの家庭に電化製品やガステーブルが普及していくのは、1950年代後半(昭和30年代)以降です。

この展示では衣・食・住の道具について、人の力や、炭火・薪など自然の燃料を活かした道具から、電気・ガスを使う製品への移り変わりを見ていきます。小学校の社会科や総合的な学習でご利用ください。また、大人の方も昔の生活に想いをはせてみてはいかがでしょうか。

(主任専門職員 藤田 順也)

ミュージアムトーク

1月25日(土)・2月8日(土)・2月22日(土) 各13:30~

左上:羽釜 右上:飯櫃・飯笥 左下:電気炊飯器 以上、当館蔵
右下:電子ジャー 個人蔵
上:ガスストーブ 左:ガステーブル 右:ガス炊飯器 すべて当館蔵

常設展示室2 アート・コレクション 猪熊弦一郎 色と形の遊び

令和2年1月2日(木)〜5月10日(日)

当館の所蔵作品の中から、猪熊弦一郎(1902〜1993)の作品を紹介します。

猪熊は、1902年に高松市に生まれ、フランス、ニューヨークと活動の拠点を移しながら、戦後アメリカの新しい美術に触発され独自の表現を見出しました。

晩年には色と形がキャンバスの中で自由に遊ぶように描くスタイルを確立しました。

猪熊の作品には、造形表現における最も基本的なカタチ、○や△や□が頻繁に登場します。幼い子どもが簡単に描けるこのカタチは、猪熊の純粋さを象徴的に表しています。

自身に真摯に向き合い、90年の生涯を通して、描き続けた猪熊弦一郎。「描くことは生きること」そう語った猪熊の色と形にまつわる画家としての軌跡をたどります。

(学芸員 高嶋 良子)

ミュージアムトーク

2月15日(土)、3月21日(土) 各13:30〜

当館ボランティアにおけるギャラリー・トーク

会期中 日曜日(1月26日(日)〜3月29日(日)の間のみ実施) 各11:00〜12:00