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最終更新日:2026年1月9日

ミュージアムガイダンスvol.38 画像利用、資料閲覧対応について

ミュージアムガイダンス

香川県立ミュージアムには約32万点の歴史資料や美術作品等を保管しています。それらを大切に保管するとともに、研究者等にご利用頂いております。今回は「画像利用」と「資料閲覧」についてご紹介します。

画像利用

当館ホームページには次のように掲載しています。

香川県立ミュージアムが収蔵、保管する歴史や美術に関わるさまざまな資料画像を出版や放映等に利用される場合は、事前に利用申請の手続きが必要です。利用にあたっては、必ず「香川県立ミュージアム資料画像等利用規約」をご確認の上、「資料画像等利用許可申請書」をご提出ください。

当館ホームページ

画像利用に関する問い合わせは1年を通じて、時季に偏りなくあります。毎年、約100件の画像利用申請を受け付けています。平成30年度では多い順に、出版社やテレビ番組制作会社等マスコミ38.5%、市町等26.9%、個人14.1%となっています。

希望資料が寄託資料の場合、所蔵者の承諾書を添えて申請書をご提出いただいています。

ちなみに、平成30年度で最も申請いただいた資料は「弘法大師像(善通寺御影)」6件、次に多かったのは「高松城下図屏風」5件です。ただし、画帖である「衆鱗図」を含めると28件と最も多くなります。

「弘法大師像(善通寺御影)」当館蔵

資料閲覧

当館の資料利用要綱に「歴史、美術及び民俗に関する普及、啓発及び学術研究に資する」場合、閲覧できるとあります。閲覧を申請する方は大学等の研究者が多いようです。必要な歴史資料や作品を探すために、当館が発行している「収蔵資料目録」やホームページで公開している「館蔵品データベース」を事前にご利用になられているようです。

資料の閲覧は、申請者から事前に電話やメール等でお問い合わせをいただいています。まずは担当職員が資料等の状態を確認します。あわせて、申請者と担当職員双方の日程を調整します。残念ながら、資料の状態が悪い場合は、実見をお断りする場合もあります。画像利用と同様に、希望資料が寄託資料の場合、所蔵者の承諾書を添えて申請書を提出してもらいます。不思議と年末から年度末にかけて、問い合わせが増える傾向にあります。

資料・作品の閲覧を通して、専門に研究されている方と共に歴史資料や美術作品を拝見することは、当館職員の知見も広がるよい機会となっています。

(主任専門職員 谷川 洋朗)

香川県立ミュージアム 館蔵品データベース

館蔵品データベース画面
閲覧風景(刀絵図作成)