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最終更新日:2026年1月9日

Vol62 展示室だより

展示室だより

常設展示室4・5:新収蔵品展

8/8(木)~9/1(日)

今回の新収蔵品展では、未公開のものを中心に、令和3~5年度に収蔵した資料・作品を紹介します。時代は江戸時代から現代まで幅広く、古文書などの歴史資料、生活道具などの民俗資料、絵画などの美術作品、作家のアイデアスケッチなどの美術資料など、分野も多岐にわたります。

あなたのお気に入りの一品を見つけてください。

(主任専門学芸員 髙木 敬子)

小林萬吾「留学手帳」

常設展示室1:近代能楽がつむぐえにし縁―松平頼寿と中野武営

9/10(火)~10/27(日)

「安宅」で弁慶を演じる松平頼寿

江戸時代、高松藩の能は喜多流でしたが、12代当主頼寿(1874~1944)は宝生流の謡と能を嗜みました。熱心に宝生流の謡をしていた松平家の相談役・中野武営(1848~1918)の影響もあったとされます。本展では、頼寿所用の近代能面などの道具類を紹介するとともに、金沢能楽美術館の協力のもと、中野家伝来の能楽資料を特別公開します。

(主任専門学芸員 三好 賢子)

常設展示室1:源平合戦を描く

11/1(金)~12/22(日)

平安時代末期、讃岐も合戦の舞台となった源氏と平氏の争いは『平家物語』、『源平盛衰記』などの軍記物語で語られ、多くの絵画に描かれてきました。本展では収蔵品から、那須与一の扇の的の逸話など、軍記物語に語られる屋島合戦のエピソードを華々しく描いた屏風や、豪壮な武者の姿を描いた迫力満点の錦絵などを紹介します。

(学芸員 藤井 俊輔)

「源平合戦図屏風(藤戸)」(部分) 江戸時代

常設展示室4・5 アート・コレクション:金工にみる花鳥風月

11/19(火)~12/22(日)

収蔵品から金工作品を紹介します。金属工芸界に大きな影響を与えた北原千鹿(1887~1951)、草花や蝶を繊細に表現した鴨政雄(1906~2000)、金工の可能性を追求し続ける大須賀選(1931~)など、香川県出身の金工家たちが表現する華麗でモダンな金工作品をお楽しみください。

(専門職員 翠 さやか)

北原千鹿「金彩遊禽水指」 昭和15年(1940)頃