讃岐びと、時代を動かす -地方豪族が見た古代世界-
讃岐国府跡をはじめとした古代遺跡の発掘調査、文献資料の再検討から、今まで中央(都)から 語られてきた古代史を讃岐目線で読み解きます。
古代の讃岐びとは、最新の文化や制度をいち早く吸収した上で使いこなし、讃岐という地域のポテンシャルを高めていきます。その結果、国家の官僚、法律学者、名高い僧侶を次々と輩出する「人材 爆発」が起こります。彼らは中央政府や宗教界で大きな役割を演じ、地域支配のあり方を変えていく 原動力となりました。まさに「讃岐びと」が時代を動かしたのです。
彼らが生きた時代にかたちづくられた地域の枠組みは、現代も「地域性」として私たちに影響を与えています。「讃岐びと」の歴史の営みに思いをはせ、彼らの生きざまの上に、現在の私たちの暮らしが あることを実感していただく機会になれば幸いです。
会期
休館日
月曜日(ただし10月9日は開館)、10月10日
上記以外に臨時休館する場合があります。
会場
開催組織
主催
香川県立ミュージアム 、香川県埋蔵文化財センター
共催
四国新聞社、NHK高松放送局
後援
香川県文化財保護協会、香川県小・中学校文化連盟、香川県中学校教育研究会美術部会、朝日新聞高松総局、産経新聞高松支局、山陽新聞社、日本経済新聞社高松支局、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、OHK岡山放送、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815
助成
芸術文化振興基金
関連イベント
①シンポジウム「地域から見る古代史の可能性」
②シリーズ講座第3回「讃岐びとの行く末 次の時代への展開」
③ワークショップ「ミュージアム学園」
④現地見学会「讃岐国府ってどんなところ?」
⑤コンサート「音で楽しむ、昔のおはなし」
⑥フリーワークショップ「古代のラゲッジタグ(荷物札)-付札木簡づくり」
⑦ミュージアム・トーク
⑧着付体験-天平衣装
⑨郷土の魅力発信プロジェクト「さぬきる」
連携事業
キャッチフレーズ「めぐるめく讃岐1400年紀行」
◎高松市・高松市教育委員会
屋嶋城築城1350年記念事業シンポジウム「667年に築かれた3つの山城に迫る」
◎坂出市教育委員会
「城山を探検しよう」
香川県立ミュージアムと香川県埋蔵文化財センターの共同企画による展覧会です。 近年の讃岐国府跡をはじめとする香川県内の古代遺跡の発掘調査の成果や、文献資料の再検討などを通じて見えてきた、新しい讃岐の古代史を紹介します。
「ワシが誰だか知りたいやろ?」 「前賢故実」巻第四上(国立公文書館所蔵)讃岐永直 より作画

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[展示構成]
プロローグ—古代という時代、そこに生きた豪族たち
第1章 讃岐びと、あらわる
1 新たな時代を受け止める
2 丸部臣(ワニベノオミ)の挑戦
3 知をもって報いる 舎人国足(トネリノ クニタリ)
第2章 地域を経営する
1 女性経営者 田中真人広虫女(タナカノマヒト ヒロムシメ)
2 有力寺院とつながる
第3章 「人材爆発」の時代
1 9世紀の讃岐国
2 僧侶輩出
3 学者官僚たち 讃岐永直(サヌキノ ナガナオ)に極まる
4 新たなアイデンティティ
第4章 都びととのせめぎ合い
1 国司のまなざし
2 讃岐国府
3 地域の再開発
4 最後の戸籍
第5章 新たなくにづくりへ
1 地方豪族たちの宿営地 留守所
2 血統の再生