あかりとノグチ
会期
開館時間
午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場
関連行事
「紙芝居で語る」ミュージアムトーク
| 内容 | イサム・ノグチの生涯をわかりやすく語る紙芝居をもとに担当学芸員がお話しします。 |
|---|---|
| 日時 | 10月15日(日曜日)・11月18日(土曜日) 午後1時30分~(30分程度) |
| 場所 | 香川県立ミュージアム常設展示室2 |
| 備考 | 申込不要、観覧券が必要 |
主な展示品
イサム・ノグチ(1904~88)「AKARI」シリーズ
原型制作年昭和27年(1952)
竹ひごと和紙を用いて、さまざまな形をつくり、あかりを灯すと、それぞれの形が浮かび上がる光の彫刻「AKARI」。
日本人の父とアメリカ人の母のあいだに生まれたイサム・ノグチは、幼少から少年期には、日本で育ちました。昭和25年(1950)、戦後初めて、日本を再訪しました。翌年には建築家丹下健三と広島平和記念公園予定地を視察、その途中、岐阜を訪れ、岐阜提灯と出会ったのが、「AKARI」制作のきっかけとなりました。以後、既存の提灯の考えから解き放たれた、さまざまな造形を創り出し、1986年には、2メートルの大きなあかりをヴェネツィア・ビエンナーレで発表しました。今回の展示では、10作品を紹介します。
イサム・ノグチ(1904~88)「ラジオ・ナース」
1937年
尼僧にも剣道の面にも見える、近未来的な立体。これはイサム・ノグチが1937年に手掛けたプロダクトデザインの工業製品です。離れたところに置かれた収音機(しゅうおんき)が拾った音を、本機が拡声するスピーカーの役割をしています。収音機をこども部屋に置き、本機を台所などに置いておくと、離れた部屋で赤ちゃんが泣いてもその様子がわかります。大西洋横断無着陸飛行で有名な飛行士リンドバーグの子が誘拐されたことを契機に制作依頼されたものです。
猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう1902~1993)「Faces 13 No.1 (イサム・ノグチに捧ぐ)」
平成元年(1989)
1950年に来日したイサム・ノグチは、猪熊弦一郎と出会い、以来、日本やニューヨークで親交を深めました。1988年の暮れに急逝したイサム・ノグチを悼み、翌年に本作品を描き上げました。素朴な線描と色彩の中に、イサム・ノグチの特徴を捉え、その面影が思い出されます。一コマごとに異なる顔の向きや表情は、作者の思い出の情景から現れたものでしょう。友との物語や思いが偲ばれる作品です。