常設展
開催終了
高松藩主松平家-守り伝えられてきた藩の象徴(シンボル)
2020年5月22日(金)~2020年7月12日(日)
常設展示室1
昭和25年(1950)に文化財保護法が制定されてから今年で70年。当館では、収蔵する指定文化財の公開や、文化財に関わるテーマの展示をシリーズで開催します。
当館の前身である香川県歴史博物館の整備に伴って収蔵した高松松平家歴史資料には、数々の指定文化財が含まれています。本展ではその中から特に、藩主としての松平家を象徴するものとして江戸時代から現在まで大切に守り伝えられてきた歴史資料を展示します。
香川県・高松市の指定文化財を中心に、それらがどのように管理され、使用されてきたのか、記録や写真も合わせて紹介します。
当館の前身である香川県歴史博物館の整備に伴って収蔵した高松松平家歴史資料には、数々の指定文化財が含まれています。本展ではその中から特に、藩主としての松平家を象徴するものとして江戸時代から現在まで大切に守り伝えられてきた歴史資料を展示します。
香川県・高松市の指定文化財を中心に、それらがどのように管理され、使用されてきたのか、記録や写真も合わせて紹介します。
会期
2020年5月22日(金)~2020年7月12日(日)
休館日
毎週月曜日
会場
常設展示室1
展示点数
20件25点
関連行事
当館学芸員によるミュージアムトーク
| 日時など | 予定しておりません |
|---|
主な展示資料
【国宝】藤原佐理筆詩懐紙、安和2年(969)
高松松平家歴史資料、当館蔵
小野道風、藤原行成とともに三跡として知られる藤原佐理(944~998)が、安和2年(969)の詩歌会で詠んだ漢詩を記した現存最古の詩懐紙。水戸徳川家二代光圀(みつくに)から高松松平家初代頼重に贈られた。
展示期間:6月30日(火曜日)~7月12日(日曜日)
【香川県指定有形民俗文化財】高松藩御座船飛龍丸船明細切絵図惣図、宝暦4年(1754)
(公財)松平公益会蔵、当館保管
高松藩主が参勤交代に用いた御座船「飛龍丸」は、初代頼重が寛文9年(1669)に建造し、以後江戸時代を通じて4度作り直された。これは、宝暦元年(1751)に新造された2代目の飛龍丸を描いた絵図で、内部の装飾等を描いた絵図2点とともに作成された。箱書から、装飾に重点を置いて記録されたものと考えられる。
唐頭(からのかしら)、江戸時代
高松松平家歴史資料、当館保管
初代頼重が三代将軍徳川家光から拝領したと伝えられるもの。
高松藩の行列を象徴する槍鞘で、長さ4mを超える螺鈿長柄鑓の先に付く。ヤクという動物の毛を赤く染めて房状にしている。
記録に「歴代ノ参勤交代行列ノ先頭ニ大ニ我藩ノ誇トナセリ」と記されており、松平家でも重要なものとして代々受け継がれ、使われてきたことがわかる。
【高松市指定有形文化財】領地宛行状(りょうちあてがいじょう)、寛文4年(1664)
高松松平家歴史資料、当館蔵
領地宛行状は将軍が大名に土地と領民の支配を認める文書で、将軍の代替わりごとに発給された。
高松松平家には歴代藩主が受領した領地宛行状が伝わっていたが、慶応4年(1868)に朝廷へ提出されたため原本はなく、写のみが現存する。
松平家が高松藩主であることを象徴する重要な文書であるため、特別に管理され、定期的に虫干しや樟脳の詰め替えが行われていた。