近代香川を生み出したまち多度津ものがたり
特に、多度津が大きな役割を果たした「香川の近代化」という局面では、多度津藩による陣屋と港(湛甫)の建設が大きなエポックとなっており、それ以前の歴史的な展開と以後との間で大きな画期をなしています。エポックを生かして推し進めていった人々の動きを、「港」と「近代化」を切り口にして展覧会を組み立てます。展覧会の構成にあたっては、多度津町における発掘や歴史研究の成果、近年取り組まれた伝統的建造物群保存対策調査の成果も取り入れていきます。
そして、県立ミュージアムの会場だけで完結するのではなく現在の地域の活動を展覧会の内容の続きとして紹介し、ミュージアムと現地・多度津への誘客・交流に取り組みます。
会期
開館時間
午前9時~午後5時
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
毎週月曜日、10月2日(土曜日)3日(日曜日)は休館
会場
開催組織
主催
香川県立ミュージアム
共催
香川県教育委員会、多度津町、多度津町教育委員会
協力
四国旅客鉄道株式会社
後援
香川県文化財保護協会、朝日新聞高松総局、産経新聞社、山陽新聞社、四国新聞社、日本経済新聞社高松支局、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、NHK高松放送局、OHK岡山放送、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815
助成
独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人松平公益会
特集:展示をわかりやすく解説した動画(手話動画)1~3を公開しました。
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展示構成とみどころ
序章多度津からはじまる
現在の香川県の生活で身近で重要なインフラが多度津を起点としていることを示し、「近代香川のうまれたまち」であることを印象づける。あわせて、展示の舞台となる「多度津」が所在する多度津町について基本事項を紹介
第1部近代がやってきた
第1章鉄道がやってきた
多度津における近代の象徴ともいえる讃岐鉄道の敷設を中心に紹介
第2章多度津の港
近代に入って大きく改修された多度津港について紹介
第3章電気も多度津から
多度津に生まれた四国水力発電について紹介
第4章多度津七福神
多度津の資本家「七福神」の財力や多度津銀行設立について紹介
第5章多度津のまち
伝統的建造物群保存対策調査の成果等を取り込みながら、多度津港や駅を軸に展開してきた町の様子について紹介
第2部近代にたどりつくまでの多度津
第1章将軍さまもやってきた
古代~中世の多度津周辺において海上交通との結びつきで高い文化が生まれていたことを紹介
第2章金毘羅船も、北前船もやってきた
近世期、金毘羅参詣や北国海路の発展に伴い、多度津の港の重要性が高まり、町が発展してきた様子を紹介
第3章お殿さまもやってきた
多度津の発展の画期となった、丸亀藩の支藩である多度津藩による江戸時代後期の陣屋建設を中心に紹介
終章地域とつながる
多度津の特色を活かしていく地元のさまざまな取り組みについて、ミュージアムの関わりを含めて紹介し、地域とつながることの意味を考える
主な展示作品
讃岐鉄道1号機関車(鉄道博物館蔵)
明治22年(1889)、香川県で最初の鉄道である讃岐鉄道が敷設された。その時に最初に導入された機関車の写真。側面に見える三角形の印は讃岐鉄道の社章。
『讃岐写真帖』多度津港(当館蔵)
『讃岐写真帖』は大正天皇の大典記念に作成されたもの。その中に大正期の多度津港の様子を写した写真が掲載されている。多度津港は大改修を行い、明治43年に完成する。この改修により大型船の入港も可能になり、海上交通上の重要性を高めた。
四国水力電気株式会社堀江火力発電所(上野時生氏撮影)
四国水力電気株式会社は、多度津町に本社をおいた電力会社で、戦前期に香川県下の電力供給に大きな役割を果たした。堀江火力発電所は大正8年(1919)に完成し、数度の増設を経ながら昭和39年(1964)まで稼働していた。
関連行事
(展示にあわせ、ミュージアムと多度津町でさまざまな行事を開催します。)
新型コロナウイルスの感染症の感染状況により、各種行事の実施については変更することがあります。最新の情報につきましては当館ホームページ等をご確認ください。
スタンプラリー(「タドツのカンヅメ」プレゼント)
| 期間 | 10月1日(金曜日)~11月23日(火曜日・祝日) |
|---|---|
| 会場 | スタンプポイントー県立ミュージアム、JR高松駅、JR多度津駅、多度津町立資料館、よっていってやー(多度津町本通) |
| 内容 | スタンプを全部押した方には「タドツのカンヅメ」をプレゼント(数量限定200個) 「タドツのカンヅメ」は香川県立多度津高等学校の協力で製造されました。 |
| 申込 | 不要 |
(1)多度津高等学校写真部によるプレゼンテーション延期になっていた実施日が決まりました。
| 日時 | 10月23日(土曜日)午前11時~正午 |
|---|---|
| 出演 | 多度津高等学校写真部員 |
| 会場 | 地下1階講堂 |
| 内容 | 全国の高校生たちがふるさとの民家や町並みの写真を発表し競う「民家の甲子園」(全国高等学校対抗民家町並みフォトコンテスト)。多度津高等学校写真部の本年度のプレゼンテーションをミュージアムで披露してくれます。 |
| 申込 | 100名(要事前申込・先着順)無料 |
(2)学芸講座「多度津ものがたり多度津陣屋の成立」
| 日時 | 10月23日(土曜日)午後1時30分~午後3時 |
|---|---|
| 講師 | 川邉優佑(当館学芸員) |
| 会場 | 地下1階講堂 |
| 内容 | 多度津のあゆみの中で画期となった、多度津藩の陣屋をめぐる動きについてお話しします。 |
| 申込 | 100名(要事前申込・先着順)無料 |
| 備考 | 学芸講座チラシ(PDF:517KB) |
(3)多度津町立資料館企画展「ヒストリート多度津」
| 日時 | 9月28日(火曜日)~11月14日(日曜日)午前9時~午後5時(入館は30分前まで) |
|---|---|
| 観覧料 | 無料 |
| 会場 | 多度津町立資料館 |
| 内容 | 「ヒストリート」は「ヒストリー」(歴史)と「ストリート」(町並み)を組み合わせた造語で、多度津のあゆみについて紹介する展示を開催します。 |
| 休館日 | 月曜日 |
(4)奥白方の家老屋敷「林求馬(はやしもとめ)邸」公開
| 日時 | 10月3日(日曜日)、10月17日(日曜日)、11月7日(日曜日) 午前10時~午後4時 |
|---|---|
| 入場料 | 200円 |
| 会場 | 林求馬邸 |
| 内容 | 多度津町指定文化財になっている多度津藩の家老屋敷「林求馬邸」を通常より回数を増やして公開します。 |
(5)多度津高等学校ミニ水族館公開(PDF:448KB)
| 日時 | 10月10日(日曜日)、10月31日(日曜日) 午前10時~午後3時 入場料 |
|---|---|
| 入場料 | 無料 |
| 会場 | 多度津高等学校(水産棟1階) |
| 内容 | 多度津高等学校生物科学部が運営するミニ水族館を通常より回数を増やして公開します。 |
(6)家中(かちゅう)の武家屋敷「富井家住宅」公開
| 日時 | 10月16日(土曜日)、10月17日(日曜日) 午前10時~午後4時 |
|---|---|
| 入場料 | 無料 |
| 会場 | 富井家住宅 |
| 内容 | 多度津藩の武士たちが住んだ家中に残る屋敷「富井家住宅」。国の登録有形文化財となっている屋敷内部を伝来資料とともに公開します。 |
(7)ミュージアム学芸員の多度津出張講座
| 日時 | 11月14日(日曜日)午前10時~午前11時 |
|---|---|
| 参加料 | 無料 |
| 講師 | 御厨義道(当館学芸員) |
| 会場 | 多度津町総合福祉センター4階 |
| 内容 | 特別展で紹介している内容を中心に、多度津のあゆみについてお話しします。 |
| 定員 | 50名(先着順) |
(8)奥白方の盛土山古墳見学会
| 日時 | 11月7日(日曜日) 午前10時~午前10時45分 |
|---|---|
| 参加料 | 50円 |
| 講師 | 白木亨(多度津町教育委員会) |
| 会場 | 奥白方盛土山古墳(現地集合) |
| 内容 | ガラス玉や国内最大級の勾玉が出土し、古墳時代における多度津地域の繁栄を象徴する盛土山古墳について、町教育委員会職員が現地で解説します。 |
| 定員 | 20名(先着順) |
| 備考 | 集合場所、駐車場など詳細な情報はこちらのチラシ(PDF:520KB)からご覧ください |
(9)多度津ヒストリートめぐり
| 日時 | 10月31日(日曜日) 午前10時~午前11時30分 |
|---|---|
| 入場料 | 50円 |
| 講師 | 松下直樹(多度津町教育委員会) |
| 会場 | 多度津町本通周辺(多度津町役場集合) |
| 内容 | 多度津町教育委員会の職員が、江戸時代から近代にかけて繁栄した多度津町の本通周辺の町並みをめぐりながら解説します。 |
| 定員 | 20名(先着順) |
| 備考 | 詳細情報はこちらのチラシ(PDF:362KB)をご覧ください |
(10)多度津のまちあるき
a)てくてく高見島探検
| 日時 | 10月16日(土曜日)午前8時集合~ |
|---|---|
| 入場料 | 500円 |
| 場所 | 高見島(集合場所:多度津港桟橋) |
| 定員 | 20名 |
b)日本遺産北前船の寄港地多度津
| 日時 | 10月24日(土曜日)午前9時~ |
|---|---|
| 入場料 | 600円 |
| 場所 | 多度津町内(集合場所:多度津町立資料館) |
| 定員 | 20名 |
c)多度津の「近代化はじめて物語」が面白い
| 日時 | 11月3日(水曜日・祝日)午後1時~ |
|---|---|
| 入場料 | 600円 |
| 場所 | 多度津町内(集合場所:多度津駅) |
| 定員 | 20名 |