アート・コレクション 20世紀の美術Ⅳ 香川の風景
アート・コレクション
作品の題材となった地域は県下東西にわたり、多彩な素材の作品を選び展示します。来訪先として、あるいは故郷として香川を見つめた画家たちによる様々な風景画の魅力をお楽しみください。
会期
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
※※9/19(土)~23(水・祝)は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日
9/7(月)・14(月)・24(木)・28(月)、10/5(月)・13(火)・16(金)~21(水)・26 (月)、11/2(月)・17(火)~19(木)・30(月)、12/1(火)・2(水)
会場
観覧料
一般500円(20人以上の一般団体は400円)
※特別展「おとろしいもん―『こわい』をめぐる歴史と美術」の会期中は特別展観覧券でご覧いただけます。
※高校生以下の方、香川県内在住の65 歳以上の方、障害者手帳・特定医療費(指定難病)受給者証または小児慢性特定疾病医療費受給者証等の提示者とその介護者の方は無料(証明するものをご提示ください)
※12/3(木)は「香川県民の日」につき無料
開催組織
香川県立ミュージアム
作品情報
*すべて当館蔵
中村英亮(なかむら えいすけ)(1939-2025)「猪熊邸(いのくまてい)」1979年 油彩、カンヴァス

中村は女木島出身、県内で活躍した画家です。東かがわ市にある江戸時代の住宅「猪熊家住宅」を描いた本作では、瀬戸大橋開通を控えた時期に、変わりゆく町の中に見つかる昔ながらの風景を題材に選んでいます。
藤島武二(ふじしま たけじ)(1867-1943)「五剣山の日の出(ごけんざんのひので)」1932年 油彩、カンヴァス

藤島は当時風景画の第一人者といわれた鹿児島出身の洋画の大家です。屋島から望む五剣山を描いた本作では、日の出を主題に全国各地の風景を描いた作者が、刻一刻と変化する夜明けの一瞬を簡素な筆致でドラマチックにとらえています。本作制作時の来県は国立公園候補地の視察でもありました。
田中岑(たなか たかし)(1921-2014)「塩田最後の日(えんでんさいごのひ)」1972年 油彩、カンヴァス

田中は三豊郡和田村(現・観音寺市)に生まれ、上京後は神奈川県で暮らした画家です。第一回安井賞を受賞しました。県内沿岸部の塩田風景を描いた本作は、前年に示された国の方針を受けて香川県内の塩田が廃止されたその年に制作されました。
角卓(かど たく)(1928-1999)「艶景(えんけい)(讃山(さんざん))」1983年 油彩、カンヴァス
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角は高松市出身で神戸に暮らし、日展で活躍した画家です。香川の風景を象徴的に表した本作では、赤く描かれた我拝師(がはいし)山を中心に、五色台(ごしきだい)、金刀比羅宮(ことひらぐう)、屋島を取り合わせています。
武田三郎(たけだ さぶろう)(1915-1981)「本山寺(もとやまじ)」1980年 木版、紙

武田は多度津町出身の版画家です。三豊市にある四国八十八ケ所の札所でもある寺院を表した本作では、特に目を引く五重塔の下に作者お気に入りの本堂の屋根がのぞき、限られた色彩と描線、余白により引き立てられています。
中西利雄(なかにし としお)(1900-1948)「栗林公園(りつりんこうえん)」1936年 水彩、紙 ※前期展示(9/1~10/12)

中西は東京都出身で猪熊弦一郎らとともに新制作協会創立会員となった水彩画家です。特別名勝の栗林公園を描いた本作では、借景となっている紫雲山(しうんざん)を後方にのぞかせ、層を重ねるように回遊式庭園の情景を表しています。
平山郁夫(ひらやま いくお)(1930-2009)「津田の松原(つだのまつばら)」1988年 紙本彩色 ※後期展示(10/14~12/13)
平山は広島県出身で戦後日本画壇を代表するひとりとして活躍した日本画家です。東讃を代表する景勝地・津田の松原を描いた本作で、松林を抜けた向こうに青い海と金色の空が広がる風景は時代も季節も超越しています。
関連イベント
ミュージアム・トーク
担当学芸員が展示内容についてわかりやすく解説します! ※無料(要観覧券)
日 時:2026年9月12日(土)、10月4日(日)、11月28日(土)、12月6日(日) 各日14:00~
会 場:常設展示室2(2階)
涼風ナイトトーク
落ち着いた夜の時間に、担当学芸員が展示内容についてお話しします。 ※無料(要観覧券)
日 時:2026年9月22日(火・休) 18:30~
会 場:常設展示室2(2階)