名品選

最終更新日:2026年2月23日

晩夏
ばんか

作者
岩倉壽(いわくら ひさし、1936-2018)
時代
平成2年(1990)
品質・員数
紙本彩色 1面
法量(cm)
縦165.0 横210.0
分類
絵画(国内)
収蔵番号
BK1#00207

解説

丘の頂に古城が見える。仰ぎ見ると、視線は真っ青な大空に抜ける。仰視へ誘う構図や、横に流れる筆跡からは風の流れが感じられるようである。かつて人の出入りがあった城は、現在では自然の中の一風景に溶け込んでいる。作者は日常の中で見過ごしがちな風景に漂う気配を探究した。
作者は三豊郡神田(こうだ)村(現・三豊市山本町)生まれ。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)日本画科卒業、同大学専攻科修了後、同大学教授に就任。日本芸術院会員。本作は第22回日本美術展覧会(日展)内閣総理大臣賞受賞作品。