窟院の朝 くついん の あさ 作者 野生司香雪(のうす こうせつ、1885-1975) 時代 大正9年(1920) 品質・員数 絹本彩色、6曲1双 法量(cm) (各)縦167.0 横366.0 分類 絵画(国内) 収蔵番号 BK1#00202 もっと見る もっと見る 解説 丘陵や山崖を掘り開いて作られた石窟寺院において、朝もやの中を2人の女性が供物(くもつ)を手にして静かに歩む様子などが描かれる。描かれる絵絹の裏側に金箔を貼り込む裏箔の技法を用いることによって、直接的な金の輝きが抑えられ、柔らかな朝もやの日差しが表現されている。仏教美術研究のためにインドに渡り、アジャンタの石窟寺院の壁画などを模写し、帰国後に描いた作品である。この作品中に描かれた壁面のレリーフも、正確な取材に基づいている。作者は香川郡檀紙村(現・高松市)に生まれ、僧侶の父から仏教の教えを学び育った。明治41年(1908)、東京美術学校(現・東京藝術大学)美術日本画科を卒業。大正6ー7年(1917ー1918)に渡印。昭和7ー11年(1932ー1936)には、ブッダが最初に説法を唱えた聖地とされるインド・サールナートに建立された初転法輪寺(ムルガンダ・クティ寺院)で壁画を制作した。 関連作品 春雪 晩夏 渡舟 梅樹 作品をさがす リセット キーワード検索 分類 すべて 絵画(国内) 絵画(国外) 彫刻 工芸 書 デザイン 民俗資料 その他 指定区分 すべて 国宝 重要文化財 重要美術品 県指定 市町指定 検索
解説
丘陵や山崖を掘り開いて作られた石窟寺院において、朝もやの中を2人の女性が供物(くもつ)を手にして静かに歩む様子などが描かれる。描かれる絵絹の裏側に金箔を貼り込む裏箔の技法を用いることによって、直接的な金の輝きが抑えられ、柔らかな朝もやの日差しが表現されている。仏教美術研究のためにインドに渡り、アジャンタの石窟寺院の壁画などを模写し、帰国後に描いた作品である。この作品中に描かれた壁面のレリーフも、正確な取材に基づいている。
作者は香川郡檀紙村(現・高松市)に生まれ、僧侶の父から仏教の教えを学び育った。明治41年(1908)、東京美術学校(現・東京藝術大学)美術日本画科を卒業。大正6ー7年(1917ー1918)に渡印。昭和7ー11年(1932ー1936)には、ブッダが最初に説法を唱えた聖地とされるインド・サールナートに建立された初転法輪寺(ムルガンダ・クティ寺院)で壁画を制作した。