名品選

最終更新日:2026年2月23日

華と蛙
はな と かえる

作者
大須賀喬(おおすが たかし、1901-1987)
時代
昭和43年(1968)
品質・員数
銅、金消し、彫金 一面
法量(cm)
縦59.5 横56.0
分類
工芸
収蔵番号
BK1#01236

解説

金属の板をたたいたり、表面を彫ったりして、けしの花や蛙が表現されている。板の裏をたたいてから表面を彫ることで、蛙が立体的に見える。腕を組み、あぐらをかいて座る蛙は、考えごとをする人間の姿をまねているようで、ユーモアにあふれる。蛙の表情や背景の花まで、巧みな彫りの技術が発揮された作品である。
作者は大正4年(1915)、香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)金工科を経て、北原千鹿(きたはら せんろく)の内弟子となった。昭和2年(1927)、北原が主宰する「工人社(こうじんしゃ)」の結成に参加した。身近な植物や生物を写実的に捉えた作品が特徴である。