名品選

最終更新日:2026年2月23日

彫金初秋盛器
ちょうきん しょしゅう もりき

作者
鴨政雄(かも まさお、1906-2000)
時代
昭和58 年(1983)
品質・員数
銀、真珠、彫金 一口
法量(cm)
高12.0 径33.0
分類
工芸
収蔵番号
BK1#01279

解説

シオンの花一輪を中心に、幾何学文様や蝶を紋章のように配置している。外側面の4匹の蝶はツマグロヒョウモンの雄であり、それを囲むのはヤマシロギクやセンニンソウといった、身近に咲く秋の花である。
銀や銅を素材に、蝶と草花、幾何学文様を自由な画面構成で組み合わせて銀板に表現する作者は、香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)金工科を経て、東京美術学校(現・東京藝術大学)金工科を卒業した。昭和2年(1927)に北原千鹿(きたはら せんろく)が主宰する「工人社(こうじんしゃ)」の結成に参加した。