名品選

最終更新日:2026年1月31日

彫金スタンド
ちょうきん すたんど

作者
鴨幸太郎(かも こうたろう、1901-1957)
時代
昭和5年(1930)
品質・員数
銅、布、彫金 一基
法量(cm)
縦50.0 横27.5 高27.5
分類
工芸
収蔵番号
BK1#01249

解説

銅板に細かな幾何学文様を彫り込み、テーブルライトとして組み立てられている。1910年代から30年代にかけて世界を席巻(せっけん)したアールデコの影響を受けた作品であり、伝統的な表現から解放されたモダンなデザインに仕上げている。彫金は、金属の表面に細かな文様や装飾を彫り込み、繊細な技術によって生まれる美しい質感が特徴である。
作者は、香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)彫金科を経て、東京美術学校(現・東京藝術大学)金工科を卒業した。昭和9年(1934)に北原千鹿(きたはら せんろく)が主宰する「工人社(こうじんしゃ)」に加入した。草花や鳥、生きものに題材を求め、洗練された作品を制作した。