名品選

最終更新日:2026年3月18日

作品(黒地に白円)
さくひん(くろじにはくえん)

作者
吉原治良(よしはら じろう、1905-1972)
時代
昭和46年(1971)
品質・員数
油彩、カンヴァス・1面
法量(cm)
縦192.0 横260.0
分類
絵画(国内)
収蔵番号
BK1#00458

解説

一見すると、黒地に白の絵の具をのせたように見えるが、実際には白い下地を残したうえで黒の油絵具を重ねて描いている。このように、絵画を見る者が想像する描き方と実際の描き方を異なるものにすることで、見る者に「描く」ことを問いかけている。
作者は大阪府生まれ。昭和9年(1934)、文部省美術展覧会(文展)の洋画部門に対して新進作家が大正3年(1914)に設立した団体の「二科展」に初入選し、昭和16年二科会会員となった。昭和29年、既成概念の打破に取り組んだ前衛美術グループ「具体美術協会」を設立し、代表を務めた。