ブロンド ぶろんど 作者 藤川勇造(ふじかわ ゆうぞう、1883-1935) 時代 大正2年(1913) 品質・員数 白銅 1点 法量(cm) 高46.0 幅24.5 奥行25.0 分類 彫刻 収蔵番号 BK1#01074 もっと見る もっと見る 解説 温かさをたたえた眼差しと気品があふれる女性の頭像。フランス留学時の制作で、帰国後も石膏のまま愛蔵していたという。近代彫刻の父、ロダンを敬愛し、その制作を傍らで学びつつも、作者の作品にはロダンのような情動的な激しさはなく、穏やかな肉付けで、安定的な重さが感じられる温厚な作風である。本作は白銅の作品で、没後35年となる昭和45年(1970)に鋳造された。作者は香川郡古新町(現・高松市)の漆工師の家に生まれた。明治36年(1903)、香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)を卒業、明治41年(1908)、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業した。農商務省海外練習生として渡仏し、オーギュスト・ロダンのアトリエを手伝い、彫刻の心得を身をもって経験した数少ない日本人の一人。大正5年(1916)の帰国後、同8年(1919)には二科会(国が公認する文部省美術展覧会から離脱した在野団体)で初めての彫刻家の会員となり、同会彫刻部の開設に貢献するなど、日本の近代彫刻史に足跡を残した。 関連作品 誕生釈迦仏立像 秣 武士は食わねど高楊枝 能面 大癋見 作品をさがす リセット キーワード検索 分類 すべて 絵画(国内) 絵画(国外) 彫刻 工芸 書 デザイン 民俗資料 その他 指定区分 すべて 国宝 重要文化財 重要美術品 県指定 市町指定 検索
解説
温かさをたたえた眼差しと気品があふれる女性の頭像。フランス留学時の制作で、帰国後も石膏のまま愛蔵していたという。近代彫刻の父、ロダンを敬愛し、その制作を傍らで学びつつも、作者の作品にはロダンのような情動的な激しさはなく、穏やかな肉付けで、安定的な重さが感じられる温厚な作風である。本作は白銅の作品で、没後35年となる昭和45年(1970)に鋳造された。
作者は香川郡古新町(現・高松市)の漆工師の家に生まれた。明治36年(1903)、香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)を卒業、明治41年(1908)、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業した。農商務省海外練習生として渡仏し、オーギュスト・ロダンのアトリエを手伝い、彫刻の心得を身をもって経験した数少ない日本人の一人。大正5年(1916)の帰国後、同8年(1919)には二科会(国が公認する文部省美術展覧会から離脱した在野団体)で初めての彫刻家の会員となり、同会彫刻部の開設に貢献するなど、日本の近代彫刻史に足跡を残した。