彫漆蔓龍胆文箱 ちょうしつ つるりんどうもん はこ 作者 音丸 耕堂(おとまる こうどう、1898-1997) 時代 昭和61年(1986) 品質・員数 漆 1合 法量(cm) 縦30.5 横28.0 高6.7 分類 工芸 収蔵番号 BK1#01290 もっと見る もっと見る 解説 彫漆(色漆を塗り重ねた面を彫刻刀で彫って文様を浮き出す技法)を用いて、蓋表中央にツルリンドウの花や蕾(つぼみ)が描かれ、その左右に大きく葉が拡がる。自然を丹念に観察し、それをデザインへと昇華させている。用いられる紫や白の漆は、作者がいち早く取り入れたレーキ顔料(染料を金属塩と反応させるなどして作成したもの)によるもので、これにより色彩の表現領域が広がった。作者は高松市生まれ。彫りの名手である石井馨堂(1877-1944、いしい けいどう)の内弟子として彫りの技を学び、讃岐漆芸の祖・玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)の作品を研究し、彫漆の道に進んだ。帝国美術展覧会(帝展:帝国美術院主催の官展)、新文部省美術展覧会(新文展:文部省主催の官展)を中心に活躍。社団法人日本工芸会の創立に参加し、その後、日本伝統工芸展、日本伝統漆芸展で活躍した。昭和30年(1955)、重要無形文化財「彫漆」保持者認定。 関連作品 彫金スタンド 一角印籠 亀甲大香合 青貝微塵塗鞘および大小拵 作品をさがす リセット キーワード検索 分類 すべて 絵画(国内) 絵画(国外) 彫刻 工芸 書 デザイン 民俗資料 その他 指定区分 すべて 国宝 重要文化財 重要美術品 県指定 市町指定 検索
解説
彫漆(色漆を塗り重ねた面を彫刻刀で彫って文様を浮き出す技法)を用いて、蓋表中央にツルリンドウの花や蕾(つぼみ)が描かれ、その左右に大きく葉が拡がる。自然を丹念に観察し、それをデザインへと昇華させている。用いられる紫や白の漆は、作者がいち早く取り入れたレーキ顔料(染料を金属塩と反応させるなどして作成したもの)によるもので、これにより色彩の表現領域が広がった。
作者は高松市生まれ。彫りの名手である石井馨堂(1877-1944、いしい けいどう)の内弟子として彫りの技を学び、讃岐漆芸の祖・玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)の作品を研究し、彫漆の道に進んだ。帝国美術展覧会(帝展:帝国美術院主催の官展)、新文部省美術展覧会(新文展:文部省主催の官展)を中心に活躍。社団法人日本工芸会の創立に参加し、その後、日本伝統工芸展、日本伝統漆芸展で活躍した。昭和30年(1955)、重要無形文化財「彫漆」保持者認定。