名品選

最終更新日:2026年1月28日

源内焼 緑釉万国図皿
げんないやき りょくゆう ばんこく ず さら

作者
-
時代
江戸時代 18世紀-19世紀
品質・員数
陶器 1枚
法量(cm)
縦38.0 横34.5 高3.6
分類
工芸
収蔵番号
UN1#00080

解説

皿の中央の図柄を世界地図にした源内焼の皿である。
源内焼は、科学や文学など多様な分野で活躍した平賀源内(ひらがげんない、1728-1779)が出身地である志度(しど、現香川県さぬき市)で始めたといわれる。
地図を焼物の図柄に取り込むのは、源内焼から始まったとされる。外国との交流が制限されていた江戸時代に、世界地図を図柄にした本品は源内焼を代表する品のひとつである。地図は、江戸時代に出版された百科事典『唐土訓蒙図彙(もろこしきんもうずい)』に掲載された南北アメリカ大陸の図が用いられている。同じ書物の図を用いたユーラシア・アフリカ大陸を図柄にした皿もある。
皿の縁には方角を表す十二支の文字が記されており、それぞれの文字が表す動物も描かれている。植物文や器物文とともに細かい細工がほどこされており、こちらも見どころである。