名品選

最終更新日:2026年1月28日

旧高松城御城全図
きゅう たかまつじょう おしろ ぜんず

作者
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時代
明治時代以降 19世紀
品質・員数
絵図、彩色 1枚
法量(cm)
縦177.5 横265.0
分類
その他
収蔵番号
MY0#00021

解説

近代以降に描かれたと思われる高松城図。生駒親正(いこま ちかまさ)が築城し、高松藩主松平家が居城として引き継いだ高松城の主要部分となる中堀から内側の部分を示している。
図は370分の1の縮尺であることが示され、実測データをもとに制作されたことをうかがわせる。櫓(やぐら)や門、屋形等の建物の形状や配置、名称等、城内部の状況を知る貴重な資料である。城の守りの上で重要な建物である櫓は18基が確認でき、その内3分の1にあたる6基が北側に配置されている。高松城は海に直接面しており、櫓の配置も海側からの攻撃を意識したものである。茶色に塗られた部分が建造物を表しており、「御本丸御屋形」と記された最大の建物は、大名の住居かつ政治の場もあった御殿で、「披雲閣(ひうんかく)」と称されていた。