名品選

最終更新日:2026年2月23日

満濃池樋御普請所之図
まんのういけ ひ ごふしんしょ の ず

作者
-
時代
嘉永3年(1850)
品質・員数
絵図、彩色・1鋪
法量(cm)
縦90.5 横118.0
分類
その他
指定区分
多度津町指定
収蔵番号
TM0#00001

解説

日本最大のため池で、国の名勝に指定されている満濃池において、江戸時代末期にあたる嘉永3年(1850)に、木製の樋(通水管)を石製の樋に付け替える普請(工事)の様子を表した絵図である。
ため池は貯えている水を入れ替えるため、池の底に樋が設置された。樋は木製で水によって劣化するため、定期的に付け替える必要があった。江戸時代末期になると、木製よりも長持ちする石製の樋を設置することが可能になった。
図は池の水を抜いた状態を表しており、階段状になった池の内部がよくわかる。画面の中央あたりの長い溝状の部分が、樋を設置する場所である。池の東側(画面上部)には江戸幕府の、その反対側には丸亀藩と高松藩の普請小屋が見える。画面左上の文章は、嘉永2年から翌3年にかけての普請の経過を月日ごとに記している。