名品選

最終更新日:2026年2月23日

領知宛行状案
りょうち あてがいじょう あん

作者
徳川家綱(とくがわ いえつな、1651-80)
時代
寛文4年(1664)
品質・員数
竪紙 1通
法量(cm)
縦47.0 横65.0
分類
指定区分
高松市指定
収蔵番号
MY0#00232

解説

徳川将軍家4代家綱から高松藩主松平家初代頼重(よりしげ)に対して出された、讃岐国(さぬきのくに)高松12万石の支配を認める文書の江戸時代の写しである。原本の字の配置や改行を忠実に写し取り、紙も同様のものが使用されている。
江戸時代において、大名による土地とそこに住む人々の支配は、将軍から認められることで成立した。そのために将軍から各大名に与えられたのが領知宛行状で、将軍の代替わりごとに出された。本資料の年月日の下の「御判」と記された部分には、原本では家綱の花押(かおう)が据えられていた。明治時代に新政府に領知宛行状を提出したため、高松松平家に原本は伝わっていないが、領知宛行状の江戸時代に作られた写しがすべて揃っている。松平家が高松藩主であることを象徴する重要な文書である。