名品選

最終更新日:2026年2月25日

平形銅剣 高瀬町北条出土
ひらがた どうけん たかせちょう ほうじょう しゅつど

作者
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時代
弥生時代 前2世紀-3世紀
品質・員数
銅 3口
法量(cm)
1号銅剣SR0000734:全長44.7、2号銅剣SR0000733:全長46.6、3号銅剣SR0000732:全長42.3
分類
その他
指定区分
県指定
収蔵番号
SR0000732、SR0000733、SR0000734

解説

江戸時代末期に三豊市高瀬町(みとよしたかせちょう)の鬼ヶ臼山(おにがうすやま)麓で発見された平形銅剣。青銅祭器具のひとつである銅剣の最終型式が平形銅剣で、香川県は数多く出土している。
3口まとめて発見され、剣の側面にある突起を上下にして埋納されていたことが、掘り出した際についた鍬の刃の痕から推察できる。3口とも保存状態が良好で、表面の痕跡もよく分かる。1号銅剣には、剣の鋒(きっさき)の側縁に、鋳型に液体の銅が回りきらず欠けた部分を当時の技術で補った痕跡がある。2号銅剣の下端(関部(まちぶ))には、膨らんだ線(突線(とつせん))が片面に2本、反対面には1本みられる。3号銅剣は、両面の関部に突線が1本ずつあり、剣の側面に残る片方の突起には不足した銅を補った痕跡が認められる。形状や痕跡などから香川県の弥生時代の一端を現代に伝える貴重な資料である。