名品選

最終更新日:2026年2月23日

青貝微塵塗鞘および大小拵
あおがい みじんぬり さや および だいしょう こしらえ

作者
三谷茂義(みたに しげよし、生没年不明)
時代
江戸時代 18世紀
品質・員数
刀装具 1揃
法量(cm)
大刀拵 全長100.0、小刀拵 全長78.2
分類
工芸
指定区分
県指定
収蔵番号
TI0#00001、TI0#00002

解説

刀剣を身に着けるための装具である鞘(さや)、柄(つか)、鐔(つば)などをまとめて拵(こしらえ)という。江戸時代の武士は長い刀(打刀)と短い刀(脇指)の一組にして身に着けた。大小の刀の拵を、意匠などを揃えて制作したものを大小拵(だいしょうこしらえ)という。
刀身を指し込む鞘は、小さく砕いた青く光る貝を混ぜた漆が塗られ、光があたるときらきらと輝くところが見所である。この大小拵を飾る金具は、三谷茂義の作で、意匠が揃えられている。
三谷茂義は高松藩の御用を務めた金工で、江戸時代後期に活躍した。茂義は、魚卵のように小さな丸模様を連ねた「魚子地(ななこじ)」を得意としており、この拵の金具にも用いられている。