高松松平家博物図譜のうち写生画帖 たかまつ まつだいらけ はくぶつ ずふ のうち しゃせいがじょう 作者 ‐ 時代 江戸時代18世紀 品質・員数 紙本着色 画帖装(折本形式)・3帖 法量(cm) (菜疏)縦33.1 横48.2 分類 絵画(国内) 指定区分 県指定 収蔵番号 MY0#01083 もっと見る もっと見る 解説 「写生画帖」は、高松藩主松平家に伝来する4種13帖の博物図譜のひとつで、菜疏(さいそ)・雑草(ざっそう)・雑木(ざつぼく)の3帖の画帖からなる植物図鑑である。葉や根、花や実を細部まで精緻に描き、雲母(うんも)による光沢や盛り上げ彩色で質感や立体感を表現している。図は楮紙(こうぞし)に描かれて台紙に貼られるが、一部は葉先などを輪郭に沿って切り抜いた図もある。図の多くに名称を記した付札が添えられている。「写生画帖」は「衆鱗図」第2帖とともに長崎に持ち込まれ、当時来日していた中国人に漢名などを尋ねたことが知られている。赤い貼紙の墨書は、高松藩主松平家側の説明や質問で、台紙や表紙・裏表紙見返しの墨書は中国人の回答と考えられている。博物学好みで知られた高松藩主松平家5代頼恭(よりたか、1711-1771)の命を受け、高松藩に仕えていた平賀源内が関わって18世紀半ばに制作されたと考えられる。作者は南蘋派(なんぴんは)の楠本雪渓(くすもと せっけい)や、その弟子で讃岐出身の三木文柳(みき ぶんりゅう)との説があるが、定説はない。 関連作品 高松松平家博物図譜 のうち 衆鱗図 源平合戦図屏風(屋島) 和歌短冊屏風 高松松平家博物図譜のうち衆芳画譜 作品をさがす リセット キーワード検索 分類 すべて 絵画(国内) 絵画(国外) 彫刻 工芸 書 デザイン 民俗資料 その他 指定区分 すべて 国宝 重要文化財 重要美術品 県指定 市町指定 検索
解説
「写生画帖」は、高松藩主松平家に伝来する4種13帖の博物図譜のひとつで、菜疏(さいそ)・雑草(ざっそう)・雑木(ざつぼく)の3帖の画帖からなる植物図鑑である。
葉や根、花や実を細部まで精緻に描き、雲母(うんも)による光沢や盛り上げ彩色で質感や立体感を表現している。図は楮紙(こうぞし)に描かれて台紙に貼られるが、一部は葉先などを輪郭に沿って切り抜いた図もある。
図の多くに名称を記した付札が添えられている。「写生画帖」は「衆鱗図」第2帖とともに長崎に持ち込まれ、当時来日していた中国人に漢名などを尋ねたことが知られている。赤い貼紙の墨書は、高松藩主松平家側の説明や質問で、台紙や表紙・裏表紙見返しの墨書は中国人の回答と考えられている。
博物学好みで知られた高松藩主松平家5代頼恭(よりたか、1711-1771)の命を受け、高松藩に仕えていた平賀源内が関わって18世紀半ばに制作されたと考えられる。
作者は南蘋派(なんぴんは)の楠本雪渓(くすもと せっけい)や、その弟子で讃岐出身の三木文柳(みき ぶんりゅう)との説があるが、定説はない。