後西天皇宸翰御懐紙(詠春動物和歌) ごさいてんのう しんかん おんかいし(えいしゅんどうぶつわか) 作者 後西天皇(ごさいてんのう、1637-85) 時代 江戸時代 17世紀 品質・員数 紙本墨書 1幅 法量(cm) 縦30.5 横46.3 分類 書 指定区分 重要美術品 収蔵番号 B94000206 解説 宸翰とは、天皇が自ら記した書のこと。「春動物(春の動物)」の題で後西天皇が詠んだ和歌を自ら懐紙に記したもの。和歌が詠まれた時期は不明。後西天皇は後水尾天皇の第7皇子で、兄の後光明天皇(ごこうみょうてんのう)の急死により即位し、次の霊元天皇(れいげんてんのう)までの中継ぎ役を担った。高松藩主松平家に伝来したもの。明暦2年(1656)の後西天皇の即位礼に高松藩主松平家初代頼重(よりしげ)が将軍の代理として参列したことに関連して与えられたと考えられている。当時の高松藩主松平家と天皇家の親交を物語る資料の一つ。 日影さす釣簾の/まちかくさへつりてあ/かすともなふもゝ千/鳥かな大意:日がさしこむ釣簾(こず、すだれのこと)の間近でさえずって、飽きずに連れ立っている鳥たちであるよ 関連作品 領知宛行状案 後水尾天皇宸翰御加筆 光厳院宸翰御奉納心経 後西天皇宸翰御懐紙(詠新樹妨月) 作品をさがす リセット キーワード検索 分類 すべて 絵画(国内) 絵画(国外) 彫刻 工芸 書 デザイン 民俗資料 その他 指定区分 すべて 国宝 重要文化財 重要美術品 県指定 市町指定 検索
解説
宸翰とは、天皇が自ら記した書のこと。「春動物(春の動物)」の題で後西天皇が詠んだ和歌を自ら懐紙に記したもの。和歌が詠まれた時期は不明。後西天皇は後水尾天皇の第7皇子で、兄の後光明天皇(ごこうみょうてんのう)の急死により即位し、次の霊元天皇(れいげんてんのう)までの中継ぎ役を担った。高松藩主松平家に伝来したもの。明暦2年(1656)の後西天皇の即位礼に高松藩主松平家初代頼重(よりしげ)が将軍の代理として参列したことに関連して与えられたと考えられている。当時の高松藩主松平家と天皇家の親交を物語る資料の一つ。
日影さす釣簾の/まちかくさへつりてあ/かすともなふもゝ千/鳥かな
大意:日がさしこむ釣簾(こず、すだれのこと)の間近でさえずって、飽きずに連れ立っている鳥たちであるよ