東山天皇宸翰御懐紙 ひがしやまてんのう しんかん おんかいし 作者 東山天皇(ひがしやまてんのう、1675-1709) 時代 江戸時代 宝永6年(1709) 品質・員数 紙本墨書 1幅 法量(cm) 縦44.7 横64.0 分類 書 指定区分 重要美術品 収蔵番号 MY0#00014 解説 宸翰とは、天皇が自ら記した書のこと。宝永6年(1709)3月7日に開催された御会始(ごかいはじめ、歌会始)において東山天皇が詠んだ和歌を記した懐紙(かいし・ふところに入れる紙)で、高松藩主松平家に伝わったもの。「鶴有遐齢」(鶴に遐齢(かれい)有り)の題で鶴にちなんだ長寿を願う内容である。東山天皇は霊元天皇(れいげんてんのう)の第4皇子。貞享4年(1687)に即位した際には、新天皇がその年に収穫された穀物を神に供え、自分も食す儀式である大嘗会(だいじょうえ)が230年ぶりに行われた。東山天皇の時代は、朝廷と幕府が協調し、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)から始まった、中世(12世紀後半-16世紀)に断絶した朝廷儀式の復興への努力が実現した。 すえとをくをのか/ちとせのよはひをも契/れ雲井の庭のと/もつる大意:鶴は末永く千年生きるといわれるように、宮中の友鶴も長生きをしてほしい 関連作品 後水尾天皇宸翰御加筆 後西天皇宸翰御懐紙(詠春動物和歌) 藤原佐理筆詩懐紙 花園天皇宸翰御消息 作品をさがす リセット キーワード検索 分類 すべて 絵画(国内) 絵画(国外) 彫刻 工芸 書 デザイン 民俗資料 その他 指定区分 すべて 国宝 重要文化財 重要美術品 県指定 市町指定 検索
解説
宸翰とは、天皇が自ら記した書のこと。宝永6年(1709)3月7日に開催された御会始(ごかいはじめ、歌会始)において東山天皇が詠んだ和歌を記した懐紙(かいし・ふところに入れる紙)で、高松藩主松平家に伝わったもの。
「鶴有遐齢」(鶴に遐齢(かれい)有り)の題で鶴にちなんだ長寿を願う内容である。東山天皇は霊元天皇(れいげんてんのう)の第4皇子。貞享4年(1687)に即位した際には、新天皇がその年に収穫された穀物を神に供え、自分も食す儀式である大嘗会(だいじょうえ)が230年ぶりに行われた。東山天皇の時代は、朝廷と幕府が協調し、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)から始まった、中世(12世紀後半-16世紀)に断絶した朝廷儀式の復興への努力が実現した。
すえとをくをのか/ちとせのよはひをも契/れ雲井の庭のと/もつる
大意:鶴は末永く千年生きるといわれるように、宮中の友鶴も長生きをしてほしい